田辺市龍神村で21日、第2回きのくに伐木チャンピオンシップ2020が開かれ、県内の18人が丸太切りや枝払いのスピードと技を競った。

 林業まつりと村民文化祭を合わせた翔龍祭のイベントの一つとして、昨年に続いて開催された。チェーンソーを使い、丸太に上と下から切り込みを入れて切り落とす「丸太合わせ輪切り」と、20本の枝を切っていく「枝払い」の2種目。参加者は森林組合など林業関係者で、日ごろ磨いている腕前を披露していた。

 両種目とも1位の龍神村森林組合の加藤心太さんが、2年連続総合優勝を飾った。2位は北海道大学和歌山研究林の千井芳孝さん、3位は森林組合こうやの奥井健介さんだった。

写真=丸太合わせ輪切りを実践する参加者