来年開催の第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭の地域文化発信事業、市民と一緒に創る笑劇「病は気から」は、上演まであと約1年。今月末まで一般の出演者を募集している。

 スタッフ、キャストを御坊・日高から募集し、練習や公演を通じて交流するとともに地元の文化向上を図るのが目的。主な出演者は劇団RAKUYU(松本こうじ代表)の団員で、ダンス等の場面に登場する20人を公募する。本番は来年11月7日午後2時から、御坊市民文化会館大ホールで予定している。入場は無料(整理券必要)。

 原作は、フランスの劇作家モリエールの作品。病気がちと自分で思い込んでいる貴族アルガンを主人公に、娘のアンジェリカの結婚を巡って喜劇が繰り広げられる。脚本は「かだら(体)」「でったい(絶対)」など全編御坊弁となっており、歌やダンスを盛り込んだ楽しい舞台となる。

 募集対象は小学生以上。18歳以下の人は、保護者の同意書が必要となる。応募を希望する人は、所定の申し込み書に必要事項を記入し、郵送またはメールで申し込めばよい。宛先は、〒644―0001、御坊市御坊42―1、劇団RAKUYU。メールアドレスはrakuyuj_acter@yahoo.co.jp 募集期間は今月30日までだが、定員に達した時点で締め切りとする。問い合わせはRAKUYU代表の松本さん℡090―9993―8719。

写真=フランス貴族が主人公の笑劇「病は気から」