「おたきさん」の愛称で知られる印南町印南原の瀧法寺で8日、「いなたきまつり」が行われた。

 巫女の中田愛子さん(稲原中学校2年)と夏見望愛さん(同)が、寺務所で護摩木を買った人に「神楽鈴」を振って厄除け。護摩供養では西山宝性住職が経を読み、家内安全や心願成就を祈願した。寺関係者は「コロナも退散してくれるといいですね」と話していた。

 瀧姫伝説の瀧姫役は中家麻里安さん(稲原小3年)、聖の君役は黒井遥斗君(同)が務めたが、新型コロナウイルスの影響で神輿行列は中止した。

写真=寺務所で神楽鈴を振る巫女ら