スポーツは全般的に好きだが、個人的には駅伝が1番といっても過言ではない。一人一人が走力を磨き、本番では全員の力を合わせて1本のたすきをつなぐ。選手一人一人にかかるプレッシャーは相当なものだろう。その日の体調や調子、天候に勝敗が左右されることもある。区間ごとにドラマがあり、観戦者を熱狂させる。勝敗はつくが、チームとして目標に向かって練習を重ねてきたプロセスこそが財産であり、無駄なことなど一つもない。勝った自信、負けた悔しさが次のステージにつながるだろう。
31日には日高川町を会場に県高校駅伝予選会が開かれた。白熱した順位争い、目標達成に喜びいっぱいの選手、負けて悔し涙を流す選手、取材のレンズ越しにいろんな場面を目の当たりにして胸が熱くなった。新型コロナ感染予防のため無観客で行われ、我が子の応援に駆け付けたかったであろう保護者の皆さんの気持ちを思うと、仕方ないとはいえ少し残念だった。だからこそ、地元密着の地方紙として、選手たちの頑張っている姿を1枚でも多くホームページに写真をアップして、見てもらいたいと思う。
待ちに待った駅伝シーズンの到来である。高校駅伝優勝校は12月に全国大会、地元校を含む上位6校は11月の近畿大会に進む。11月14日には県中学校駅伝、22日には日高地方中学校駅伝が開催される。正月には大学の箱根駅伝、来年2月には県市町村対抗ジュニア駅伝も開催に向けて前向きに準備が進められている。コロナ禍で例年通り観戦できないことがあるかもしれないが、地元選手たちの活躍を楽しみにしつつ、力走をカメラに収めることで選手を後押しできればと思っている。(片)


