日高川町は16日、小熊の防災センターで災害救助犬に関する研修会を開き、町の職員や議会議員が参加。NPO法人和歌山災害救助犬協会の榎本義清理事長が講師を務め、2頭の救助犬による行方不明者捜索のデモンストレーションなどが行われた。
榎本理事長は「災害発生時には行政、消防、警察と協力しながら、いかに早く(救助の)犬を(被災現場に)入れるかが人命を救うために最も重要」と話し、新潟中越地震や東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨災害(広島県)などでの活動状況を説明。参加者からの救助犬育成に関する質問については、「まずは犬を服従させることが大事になるが、絶対に怒ってはいけない。常に犬が楽しい気持ちになるよう、褒めながら、時間をかけて互いの上下関係をつくる」などと答えた。
救助のデモンストレーションでは、2頭のシェパードが3個の箱のいずれかの中に隠れた人をにおいで捜し当て、訓練されたアラート行動(吠える)で発見したことを伝えた。
研修に参加した久留米啓史町長は「救助犬は初めて見たが、よく訓練されていてすばらしかった」と話していた。
写真=デモンストレーションの後、救助犬とふれあう参加者


