全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きつつあるなか、高速道路の印南サービスエリアを運営する日高観光物産センターの施設売上状況も徐々に回復している。

 上り(大阪方面)は今年4、5月が前年比30%台まで落ち込んだが、6、7月は70%台で推移。9月は1578万6786円で、前年比はちょうど100%となった。下り(白浜方面)は4、5月が前年比20%台だったが、徐々に増えて8月は70%台。9月は679万6794円で、前年比86・1%となった。

 和歌山県の観光キャンペーン「わかやま齢フレッシュプラン」(7月8日~9月30日)や政府の「GoToトラベルキャンペーン」(7月22日~来年3月15日)などで白浜方面への観光客が増えて、サービスエリアの利用も少しずつ増えているとみられる。

写真=売り上げが回復している印南サービスエリア