日高町シルバー人材センターの会員登録が100人を達成し、8日、小中の事務所で節目の会員となった湯川勢智子(せちこ)さん(84)=小池=に記念品を贈った。

 2014年8月に発足。資格はおおむね60歳以上の町内在住者。人材登録は初年度が58人、15年度は64人、16年度は75人、17年度は79人、18年度は85人、19年度は93人と順調に増加。現在は男性74人で、女性が26人。平均年齢70歳で、最高齢は男性が86歳、女性は今回入会した湯川さんの84歳。

 湯川さんはフォークダンスや創作ダンスが趣味で、昨年は「ねんりんピック紀の国わかやま」に出場。人材登録は高齢者サロン「カフェ萩」の仲間から入会を誘われたことがきっかけ。早速JR内原駅の清掃の仕事を行っており、今後も家事の手伝いや草引きなどの仕事を引き受ける予定で、「体が動けるうちはできる仕事を少しでもやりたい。生きがいにもなります」と話していた。

 岡本利昭理事長(78)が方杭の温泉館「海の里みちしおの湯」で買った梅干しなどを手渡し、「湯川さんはボランティア活動などを続けており、年齢を感じさせません。すでに仕事をこなしてもらっていますが、ますますの活躍を期待しています」と述べた。

写真=記念品を手渡す岡本理事長㊧と湯川さん