現職12人、新人3人が立候補し、1人超過の少数激戦を繰り広げてきたみなべ町議選にきょう4日、有権者の審判が下る。即日開票され、午後9時半ごろには大勢が判明する見込み。

 今回は大きな争点がなく、新型コロナ禍でのこれまでに経験のない選挙で住民の関心も高いとはいえず、投票率は前回から下がるとの見方が多い。

 平成の町村合併でみなべ町が誕生した16年前の2004年は定数16に対して20人出馬の大激戦で、町長選とのダブル選挙戦だったことも反映して投票率は89・89%。定数14となった08年は1人超過で77・97%、12年も同じく1人超過で73・94%と毎回下がり、前回は3人超過の激戦を反映して74・65%にアップした。今回は1人超過に加え、コロナの影響もあり、70%前後との声が圧倒的で、「70%を切るのでは」との見方も多い。

 投票は午前7時から午後6時まで町内13カ所で行われる。開票は午後8時からふれ愛センターで行い、中間発表は第1回が8時半、以降30分ごとで、3回目の9時半には態勢が判明、早ければ確定票が出るとみられている。

 投票所は次の13カ所。

 ①堺地区構造改善センター②埴田集落センター③社会福祉センター④芝崎会館⑤みなべ町役場庁舎3階⑥山内会館⑦岩代共同炊事場⑧筋区民会館⑨晩稲区民会館⑩中央公民館⑪西本庄区民会館⑫高城公民館⑬清川公民館