第74回赤い羽根共同募金運動が1日、全国一斉スタート。運動は来年3月末までの6カ月間。寄付金は子どもや高齢者、障害者らを支援するさまざまな福祉活動や災害時支援に役立てられる。

 御坊市では福祉センターで市共同募金委員会(委員長=三浦源吾市長)の出発式が行われ、ハッピやジャンパー姿の委員を前に、三浦市長が「『つながりをたやさない社会づくり』に向けて、ご苦労をおかけし、また長丁場になりますが、励んでください」とあいさつ。市社会福祉協議会の岡本恒男会長も「コロナ禍で制約があるなかですが、よろしくお願いします」と協力を求めた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、活動は街頭募金が取りやめ。目標は350万円で、町内会への戸別募金、事業所への職域募金や法人募金の依頼を行っていく。このほか、同委員会は赤い羽根募金箱の設置に協力を求めており、問い合わせは社会福祉協議会℡0738―22―5490。

 令和2年7月豪雨義援金送付 御坊市共同募金委員会は1日、「令和2年7月豪雨災害」の義援金を中央共同募金会へ送付した。7月16日から9月29日まで、市役所1階ロビーに募金箱を設置。3万6528円の協力があった。

写真=三浦市長のあいさつを聞く委員