敬老月間(9月)に合わせ、御坊市の薗自治連合会(酒本和彦理事長)は17日、同連合会老人クラブで60歳以上の会員を対象に恒例の長寿激励訪問を行った。

 町内会長らが各家庭を訪ね、今年60~74歳の160人に洗濯用洗剤、75歳以上の75人には新米をプレゼントした。最高齢は97歳。慰労会も開かれ30人以上が集まり、感染対策を取りながら楽しい時間を過ごした。

 めでたく卒寿(90歳)を迎えた小林美智代さん、山本よね子さん、酒本君子さんには各町内会長が、米寿(88歳)の大磯君子さん、吉田茂さん宅には酒本理事長が訪問してお祝い金を贈った。

 酒本理事長は「地域の礎を築いた先輩方に敬意と感謝を込めて訪問しました。毎年新米を楽しみにしてくださっている人も多くうれしいこと。元気で長生きしていただきたい」と話し、「慰労会や訪問で顔を合わせ、災害時に助け合える共助の力を養っている。これからも地域住民が一体となって安心安全なまちづくりを進めていきたい」と決意を強めていた。

写真=米寿の大磯さん㊨にお祝い金を手渡す酒本理事長