日高町比井の田んぼで31日、比井小学校(三原章宏校長)の児童が手作業で稲刈りを体験。厳しい残暑のなか、一足早く実りの秋を楽しんだ。

 地域住民から借りている学校近くの田んぼで、1年生、2年生、5年生合わせて11人が参加。6月2日に自分たちの手で植え、金色に実った稲穂を収穫した。

 軍手、長靴姿で、皿山守さん(73)ら地元の3人から刈り方を教わり、かまを手に田んぼにしゃがみ込み、一株ずつ「ザクッ」と、小気味よい音を立てて刈り取っていた。

 2年の白井絢都君は「ごはんは大好き。稲刈りは難しいけど楽しい」と話していた。

写真=実った稲をかまで刈り取る児童