日高町の志賀地区で稲刈りが早くも始まった。近年はミニトマトの栽培が盛んになり、農作業を分散化させるため、以前よりも早い時期に稲栽培が行われているという。

 中志賀にある親戚の田んぼを管理している農業武内孝夫さん(89)も24日から2日間かけて実施。4月中旬に植えたキヌヒカリが黄金色に実った。

 真夏の日差しが照りつける中、コンバインで刈り取って収穫。「最近はサルやイノシシなどの野生動物の被害が多いので栽培するのが大変です」と額に汗を流しながら話していた。

写真=黄金色に実った稲をコンバインで収穫