印南町島田、宗教法人弘龍庵で20日、水子供養会が開かれ、県内を中心に多くの人が参列した。

 新型コロナウイルスの感染予防のため参列者のマスク着用や消毒を徹底。水子地蔵の前でお勤めがあり、焼香を行った。グラウンドでは焼き供養があり、中央に設置された大きなかまに2500本の卒塔婆(経文が書かれた木片)を次々と投入。弘龍庵婦人部が唱える水子供養和讃の声が響く中、次第に火柱が高く燃え上がり、参列者は手を合わせて冥福を祈るとともに、いまを生きる子どもたちの健やかな成長を願っていた。

写真=焼き供養で卒塔婆を投入