日高地方の小中学校、高校で17日、一斉に始業式が行われ、真っ黒に日焼けした児童、生徒が元気な姿をみせた。

 新型コロナウイルスの影響で夏休みが今月8日から17日までと大幅に短縮されており、いつもより長い2学期のスタート。印南小学校では各教室の児童に向け、榎本龍也校長が校内放送であいさつ。1・2年生にはウェブ会議システム(ズーム)を使ったリモート形式で行い、教室のモニターに映った榎本校長が①よく考えて行動する(その行動がいいのか悪いのか、誰かのためになるのか等)②マスク着用と手洗いの徹底でコロナ予防③登下校で暑いと感じたらマスクを外して熱中症予防――の3つを守るよう呼びかけ、「短い夏休みが終わり、長い2学期が始まりました。楽しいことがいっぱい起きるように考えて行動してください」と話した。

写真=モニターに映った榎本校長の話を聞く児童