新型コロナウイルスの国内の新規感染者が再び増加を始めている。4月11日に720人を記録して以降、減少傾向となり5月と6月には100人を切る日が多かった。ただ7月に入ってからは200人や300人を超える日も出てきており、今月15日も450人が新たに陽性となった。新規陽性者は主に関東だったが徐々に大阪でも出始め、7月9日には和歌山でも2人を確認。以降も数人の新規感染者が確認されている。
全国の新規感染者数の棒グラフを見ても、新たな山ができ始めており、今後の感染者数の増加が心配だ。また学校再開や経済も少しずつ動き始めてきている中での感染者増加は、再び社会を低迷させることになるだろう。マスク着用や消毒、ソーシャルディスタンス、3密などもいつまで続ければいいのか。やはりワクチンや治療薬の開発に期待したい。
開発は、ワクチンだけでも世界で120以上のプロジェクトが進められている。これだけの機関が研究していればすぐにできると期待してしまうが、実際はかなり難航しているようだ。ネットなどで調べれば「実用には何年もかかる」などの研究者の声があり、開発自体もそうだが、研究途中で終息した場合や他社が開発した場合などを考えて、開発に二の足を踏むメーカーもあるとのことだ。実際、SARSやMERSもワクチンが完成していないという。治療薬も同様に前途多難と記述している記事が多い。
100年前のスペイン風邪は、第3波まで続き終息に約2年半かかった。日々進化する医療技術に期待はしたいが、マスク着用や消毒、ソーシャルディスタンスなどの予防策が、まだまだ続くことを覚悟しておいた方がいいだろう。(城)


