御坊市薗、御坊市立図書館は16日から、図書除菌機「LIVA(リヴァー)」を導入した。㈱エヴァーツリー・ジャパンの最新モデルで、県内の図書館では導入第1号。紫外線でウイルスや菌を除菌するだけでなく、ページの間に挟まったほこりや髪の毛、ダニなども除去できる。同館では「多くの人が利用する図書ということで衛生面から利用をためらっていた方にも、安心して利用していただけるようになったと思います」と話している。

 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して購入した。「LIVA」は県内初導入。6年分のメンテナンスを含め130万円で高さ142㌢、幅59㌢、奥行き70㌢。上部の扉を開けて本を開いた状態でセットし、閉めてスイッチを入れればわずか30秒で除菌できる。1度に6冊まで可能。紫外線の中でも特にウイルスに効く「UⅤC」でページの間までしっかり除菌し、送風装置で本に挟まった埃などを除去する。消臭効果もあり、たばこやペットの匂いなども取り除ける。新型コロナについては、新しいウイルスなのでまだ対応の実例が少なく必ず取り除けるとはいえないが、コロナウイルスの一種であるSARS、新型インフルエンザには効果を発揮したという実績がある。

 借りた人が自分ですぐに使えるよう、使い方をやさしく説明した図解もつけてカウンター近くに設置。分からない時は職員が説明する。初日朝に訪れた利用者は、「本を除菌できる機械がきょうから導入されました」ときいて、早速借りたばかりの本を除菌。「簡単にできていいですね」と話していた。原田良介館長は「家で過ごす時間が増えている今、安心して本を借りていただけたらと思います」と話している。

写真=最新の除菌機「LIVA」を使う利用者