御坊市議会6月定例会が26日開会し、三浦源吾市長が冒頭で就任後初となる所信表明を行った。基本方針について「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」のキャッチフレーズと5つの柱を示し、そのうち「命を守る」「健康づくり」「観光振興」の3つが重点項目と説明。「粉骨砕身、職務に励んでいく」と力強く決意を示した。

 向井孝行議長から歓迎の言葉を受け、初登壇。新型コロナウイルス感染症対策について触れた後、「これまで5代にわたる市長や諸先輩方が尽力されて築き上げてきたふるさと御坊の舵取り役を担うべくたすきを受け、さらなる成長と市民の安全安心を守るために全力で取り組んでいきます」としたうえで、キャッチフレーズと5つの柱をアピール。重点項目に挙げた「命を守る」では「常に緊張感を持って安全安心を実感できるまちづくりに市民とともに取り組むため、薗・名屋・新町の津波避難タワーを積極的に活用、健康づくりと連動した避難訓練の習熟化や防災意識のさらなる高揚を図りながら、各種災害に備えて被害を最小限に抑える体制づくりに取り組んでいく」とした。

 「健康づくり」では「一人でも多くの皆さんが元気で明るく楽しく暮らせるまちづくりを目指すため、健康管理に対する市民意識の高揚を図り、健診の受診率アップや体力づくりに取り組む市民の数を増やす運動を推進していく」。「観光振興」では「恵まれた自然や御坊市が持つ地域資源と周辺町の観光資源を連携させた観光ルートの整備で、関西三大都市のゴールデンルートや南紀白浜空港からの誘客を図り、市の魅力を高めていく」と述べた。

 このほか教育や妊娠から出産・子育て、産業、道路、水道、人口減少・地方創生について考えや取り組みを説明し、「各施策を実現するに当たっては、市民サービスの低下を招かない、効率的かつ効果的な施策の選定と推進による、持続可能な行財政運営を実行していく」と強調。「『明るく、楽しく、前向きに仕事をする』をポリシーに、これからも使命感、責任感、正義感を忘れず、職員とともに、熱い心と冷静な頭で市民の幸せの実現のため、仕事をしていく」と力を込めた。

写真=所信を表明する三浦市長