先日、厚生労働省が2019年の人口動態統計を公表した。死亡数から出生数を引いた自然減は51万5864人で、初めて50万人を超えた。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率は1・36で、前年を0・06㌽下回って4年連続の低下。18年の婚姻件数が前年比3・4%減で戦後最少だったことが、19年の出生率低下につながったとみられ、子育ての不安や経済的問題を取り除くことが重要としている。

 詳細をみると、出生数は86万5234人(前年比5万3166人減)で、4年連続で過去最少を更新。25~39歳の女性人口が減っており、同省は今後も減少傾向は続くとみている。一方、死亡数は戦後最多の138万1098人(同1万8628人増)。自然減は05年に初めて発生し、07年以降は減少幅が毎年拡大、19年は前年より7万1794人拡大した。出生率を母親の5歳ごとの年齢層別でみると、全年齢層で前年より減少。最も高かったのは30代前半で、20代後半が続き、第1子出産時の母親の平均年齢は30・7歳だった。

 私事になるが、24日午後3時31分、第1子が生まれた。身長52㌢、体重3856㌘の女の子。母子ともに健康で、頑張った妻をはじめ病院や家族、職場、気にかけてくださっていた人ら皆さんに感謝したい。病院に行ってから約37時間後の出産。何もできない無力さを痛感しながら、産声を聞いたときはどんな感情なのか分からなかったが、涙がこぼれた。40歳の誕生日はもうすぐ。まだ父親としての実感はあまり湧いてこないが、そんな甘えたことは言ってられない。子どもを産み、育てやすい社会の実現を願いつつ、家族のために自覚と責任を持って頑張りたいと思う。(笑)