みなべ町は25日、ふるさと納税の期間限定の返礼品「青梅」の今年の発送件数をまとめた。総数は89ケースで、過去最も少なかった。

 青梅の収穫時期に合わせ、5月上旬から6月上旬までの限定返礼品として毎年受け付けている。1万円以上の寄付が対象で、今年6年目の取り組み。1年目は162ケース、2年目151ケース、3年目189ケース、4年目272ケースと伸びてきて、昨年は276ケースで過去最高だった。

 今年減少した要因については、これまで青梅の返礼は1箱5㌔だったが、市場価格などと照らし合わせて今年から3㌔に変更したことのほか、みなべ町の返礼品を取り扱う事業者に青梅や青梅と梅酒製造セットの返礼品を取り扱う事業者が今年から新たに3社加わったことで分散したのでは││と分析。3社合わせて66ケース出ており、合わせると155ケース出たことになる。

 町は「新たに冷凍青梅を取り扱う事業者も参入していただいているので、年中受け付けられます。ぜひふるさと納税を利用して下さい」と呼びかけている。