新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった第102回全国高校野球選手権大会・同和歌山大会の代替大会として開催が決まっていた県独自大会の日程や運営方法が15日、発表された。7月18日開幕。トーナメントで熱戦が展開され、順調に日程が消化されれば8月5日が決勝となる。コロナ禍の中、分散開催になるのではないかとも思っていたが、全試合、和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われる予定。夏に同野球場でプレーすることは和歌山の球児にとっては目標の一つでもあり、選手や保護者も歓迎していると思う。
16日には、同じく新型コロナで中止となった県高校総体について、31競技のうち18競技で代替大会が開催され、残りの13競技も既存大会に3年生が出場できる部門、種目を追加するなどの対応がされると発表があった。競技によっては運営方法など正式に固まっていない部分もあるようだが、とにかく全力をぶつけて高校の部活を終わらせたいという選手には朗報だろう。
代替大会の開催が決まると、夏の甲子園もできたのではないか、インターハイ(全国高校総体)もやれたのではないかなどの声も上がるが、それには同意しかねる。当時の状況からすれば、仕方のない判断だったと考える。何をするのも、言うほど簡単ではない。
コロナで中止になった行事などについて関係者に話をうかがうと、普通に開催されているときには気が付かなかった部分も少しみえてくる。こんなに早くから準備が必要なのか、こんなに多くの協力があって成り立っているのか等々。選手たちには悔いを残さないようプレーするのはもちろんのこと、隠れた支援も感じながらの完全燃焼を願う。(賀)


