県は2日、議会6月定例会(9日開会)に提出する2020年度一般会計補正予算案を発表した。

 追加額は7億1005万1000円で、新型コロナウイルス感染症対策を盛り込んでおり、県独自の経済活動回復策として県民リフレッシュプランの販売促進に向けた補助金制度を創設。先月25日、全国の緊急事態宣言が解除される中で、まずは県民に気分転換してもらおうと、県内観光を推進する。

 補助金の対象は、県民をターゲットにした県内宿泊プランを企画、販売する県内宿泊事業者や旅行代理店。補助率2分の1、上限1万円。

 宿泊事業者が2万円のプランを企画した場合、利用客は半額の1万円で参加でき、残りの1万円を県が負担する。議会で承認が得られれば7月上旬から販売開始する。

 ほか補正予算は▽需要が減少している熊野牛を県内小中学校の給食用食材として提供(1378万7000円)▽マダイを県内小中学校の給食用食材として提供(3471万2000円)▽県農水産物・加工食品輸出促進(6350万円)▽リアルタイムPCR装置の追加購入(558万2000円)▽流行期の帰国者・接触者外来を医師会に追加で設置(5565万円)▽健康観察の体制強化(5776万円)▽濃厚接触者の一時避難支援(504万円)――。

 議案は補正予算含め、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正など10件。うち工事請負契約の締結は、南紀白浜空港国際線ターミナル増築建築工事で、契約額9億1303万6300円、契約相手は株式会社テンコーライフ(田辺市)。委任専決報告は職員の交通事故に伴う損害賠償など11件。諮問は退職手当の支給制限に対する審査請求の1件。