県立の日高高校と紀央館高校は20日、6月1日の学校再開に向けての準備となる分散授業をスタートさせた。各クラスで出席番号の奇数と偶数の2グループつくり、午前、午後に分かれて登校。3年生は「受験を控えているので、授業が再開できてよかった」と安堵の表情。学校には生徒たちの声が響き、活気を取り戻していた。
前日の19日にもアセンブリーで登校。20日からは本格再開に向けた準備として授業を開始した。分散登校はいまのところ2週間を予定。午前の班は4限、午後の班は2、3限の授業を受け、翌週に午前と午後の班を入れ替え、2週間で全員が同じ授業を受けた状態になる。
感染対策としては各自自宅で検温するとともに、マスク着用、手洗いや消毒、間隔をあけて座ることなどを徹底している。
3年生の塩﨑葉菜さんは「休校中はビデオ会議などで友達と一緒に勉強したり会話しましたが、久しぶりに顔を合わせ、一緒に授業を受けることができてうれしいです。受験を控えているので、取り戻したいです」と笑顔。一方で、「新入生歓迎会などのイベントごとがなくなったのは残念。また秋の文化祭では、クラスTシャツを着て食べ物などを販売する3年生の姿にあこがれていたので、なくならないでほしいです」との声も聞かれた。
南部高校は20日から3日間、各学年ごとに登校し、連絡事項などを説明。日高中津分校は県内の生徒を対象に25日から登校し、26日から午前中授業を開始。大阪府の生徒の対応については検討している。
日高地方の小中学校は6月1日から学校再開で、いまは週2回程度登校日を設けている。
間隔をあけて座る生徒(日高高)


