関西国際空港の今年3月の総発着回数が前年同月より半減し、外国人旅客数は93%も減少するなど、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大による減便・運休の影響の大きさが数字となって表れた。

 同空港と大阪国際空港(伊丹空港)を運営する関西エアポート㈱の利用実績まとめ(速報値)などによると、新型コロナ感染症の世界的な流行により、各国が出入国制限措置をとるなか、関西国際空港の今年3月の総発着回数は前年同月比51%減の8505回。うち国際線の旅客便は76%減の2835回にとどまり、旅客数も前年同月比89%減の24万人にまで落ち込んだ。

 国際線の旅客のうち日本人は83%減の13万8730人で、外国人は93%減の9万3380人。日本人旅客は3カ月連続、外国人旅客は2カ月連続で前年同月より激減した。

 また、国内線も各空港とも新型コロナの影響が大きく、大阪国際空港(現在は国内線のみ)の3月の総発着回数は前年同月比13%減の1万234回、旅客数は54%減の66万人。神戸空港(国内線のみ)の総発着回数は前年より16%増加したが、旅客数は43%少ない16万人。関西国際空港は総発着回数が前年とほぼ同じ(4106回)だったが、旅客数は41%減の38万人だった。

 関西国際、大阪国際、神戸の3空港の今年3月の合計利用状況は、発着回数が前年同月比32%減の2万1632回。国内線の旅客数は49%減の120万3059人、貨物量は13%減の1万208㌧だった。