10日の母の日を前に印南町宮ノ前の西山農園(西山和克代表)で9日から、カーネーションの収穫体験がスタートした。

 同農園ではハウス7棟、面積17㌃にピンク、赤、オレンジ、紫など色とりどりの7品種を栽培しており、つぼみが少しずつ開き始めている。今年は新型コロナウイルスの感染予防対策で参加者はマスクを着用し、消毒されたはさみを手に好きなカーネーションを収穫した。串本町在住の山本寿喜さん(76)と妻英子さん(78)は「花が好きで毎年楽しみにしています」と話し、一緒に来た孫の心花(こはる)さん(13)は「お母さんに『いつもありがとう』の気持ちを込めた手紙とともにカーネーションをプレゼントしたいです」と笑顔をみせていた。

 収穫体験は17日まで。いずれも午前9時から午後3時。20本500円、1本追加ごとに30円。

写真=ハウス内でカーネーションを収穫する来場者