新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液の品薄状態が続く中、御坊市薗の塗装業、株式会社青松(青松直仁代表取締役)が28日、洗浄、除菌用の強アルカリイオン電解水「ミキクリーン」を市教育委員会に贈った。

 青松代表(45)が学校での消毒液不足の声を聞き、同社も使っているミキクリーンについて、友人で製造元(株式会社関西プロジェクト)の村瀬寛行代表に相談。10㍑入り15個を寄付した。

 この日、青松代表が教育委員会を訪ね、教育長室で奥幹夫教育長に贈呈。青松代表は「いつになるか分かりませんが、一日も早い学校の再開を願っています。そのとき使ってください」と述べ、奥教育長は「学校が再開されれば給食に必要になります。大切な消毒液。しっかり活用させてもらいます」と感謝した。

 教委は市立の学校や幼稚園に配布予定。同製品は一般販売されていない。

写真=奥教育長にクリーナーを届けた青松代表㊨