御坊市湯川町財部の通所介護施設、ケアビレッジデイサービス歩では食堂に大きな桜の貼り絵を飾り、室内での「お花見」を楽しんでいる。

 例年、桜の季節には近くでお花見を楽しむが、今年は新型コロナウイルスの影響で出かけられなかった。デイサービス利用者延べ30人が作業療法の一環として折り紙で作った花を、2㍍四方の大きな貼り絵に仕上げて食堂に飾り、食事の時間には皆で眺めてお花見気分。一色でなく薄いピンクと濃いピンクの紙を使っており、華やかな眺めになった。利用者のお年寄りは「本物の桜を見にいけなくても、春らしい、明るい気分になれますね」と喜んでいる。

 作業療法士の三池勝一さん(39)は、「手先を使って折り紙作品を作ることで認知症の予防や改善に役立つのですが、できた作品でこのように皆さんに喜んでいただけるのは素晴らしいですね」と話している。

写真=食堂の桜を眺めて楽しむ利用者