御坊市立図書館は、4月の特集コーナーで「ミステリー」「春」をテーマに展示している。

 ミステリーは東野圭吾、宮部みゆきなど人気作家の長編を中心に約40冊そろえた。いずれも人気が高く多くが貸し出し中となっているが、「罪の声」(塩田武士)、「孤狼の血」(柚木裕子)など読み応えのある長編も並んでいる。

 「春」では「花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵」(水島丈雄著)など花粉症対策の本が充実しているほか、花をテーマとした本や詩集も並ぶ。環境が変わる人のために断捨離を勧める「捨てる。引き算する勇気」(やましたひでこ著)なども。

 同館は「有川浩の恋愛小説『植物図鑑』などもお勧めです。新型コロナでイベントもなくなっていますが、どうぞ本に親しんでもらえたら」と話している。

写真=長編ミステリーなどを用意している