美浜町浜ノ瀬の煙樹ケ浜で10日、陸上自衛隊和歌山駐屯地第304水際障害中隊の水陸両用94式水際地雷敷設車の訓練を第4施設団の坂元団長が視察した。

 同車両は、第4施設団が属する中部方面隊で同中隊のみが装備。坂元団長は、浜で車両の説明を受けたあと、後部デッキにあたる人命救助ユニットに乗り込み海上へ。同中隊が日ごろ訓練を行っている場所や車両の操作、性能、ダイバーによる海中の偵察など地雷敷設の一連の動きを視察。運転席にも移動し操縦の様子も確認していた。

写真=坂元団長を乗せ海上へ出て行く水陸両用車