任期満了に伴う御坊市長選(5月17日告示、24日投開票)に向け、新人で元県職員の三浦源吾氏(60)=島=が7日、立候補を表明した。4年前の前回に分裂した保守勢力を一つにまとめられる候補を、との声を受け、38年間の行政経験と幅広い人脈で御坊市の発展に頑張りたいと出馬を決意。公約には人口減少対策や防災、健康を挙げ、「生まれて、住んでよかったまちづくりに全力で取り組みたい」と抱負を述べた。

 後援会長の吉田擴氏(㈱ヨシダエルシス会長)とともに、御坊市役所で会見。初めに吉田氏が「4年前の市長選で2つに割れたようになっている御坊市を、ワンチームにまとめ上げるうってつけの人。日高郡の町や県、国にパイプがあり、行政のノウハウを持っている三浦氏を市長として、市民全員の支持を得て押し上げてもらいたい」とあいさつした。

 三浦氏は「柏木市長の8選不出馬表明のなかで、『ブレない、偏らない、しがらみのない、市民ファーストで市政を推進し、御坊市をワンチームにまとめていただける方を、市民の皆さんで選んでいただきたい』という発言があり、その候補にとお話をいただきました。悩み、考え、相談するなか、私は県職生活38年間、この御坊・日高をよくしようと頑張ってきました。私自身、御坊日高をよくしたいという気持ちは忘れたことがなく、38年の行政経験と培った人脈を生かし、ふるさと御坊市の発展のために粉骨砕身、全力で働かせていただこうと決心しました」と経緯を説明。「柏木市長が取り組んでこられた施策を堅実に、着実に引き継ぎ、『生まれて、住んでよかったまち御坊、誰もが住みたいまち御坊』を実現するため精いっぱい頑張りたいと思っています」と語った。

 キャッチフレーズには「健康で、明るく、楽しく、前向きに、笑顔があふれるまちづくり!」を掲げ、公約は「防災」「健康」など5本柱。「人口減少対策は大きな課題。御坊の素晴らしいところをポジティブに見つめ直し、市民が自信を持てるよう、『御坊はこんないいところだ』と訴えていきたい」と力を込め、具体的な施策については「今後、市民の皆さんの声を聞いてまとめていく」とした。

 市長選に向けては一番名乗り。いまのところ三浦氏以外に目立った動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

写真=コロナ対策のためマスクをつけて会見する三浦氏㊨と吉田後援会長