新型コロナウイルスの感染予防対策でほとんどの小中高校、特別支援学校が休校となって2週間。家に閉じこもっている子どもたちの体力低下が心配されているなか、日本サッカー協会公認C級コーチなどの資格を持つ御坊市荊木の坂本寿里也さん(30)が代表を務める「SISスペシャルトレーニング」が動画配信を始めた。

 SISは御坊市を拠点に、幼稚園・保育園年代から中学生、さらには大人も対象に、サッカースクールや上級者向けのプログラムを開催。毎日多くの子どもたちが参加していたが、新型コロナの影響で休止している。「子どもたちは外出もほとんどできず、体がなまっている」といった保護者の声を受け、家でも1人でサッカーの練習ができる動画を作り、フェイスブックなどSNSで9日から配信を始めた。

 ドリブル編とリフティング編があり、SISスクールの保護者には「子どもが体を動かすきっかけになった」と好評。フェイスブックの多くの友人が動画をシェアし、奈良のサッカーチームコーチなど県外のスポーツ団体関係者から、「チームの子どもたちに動画を配信してもいいですか」との問い合わせがあるなど反響を呼んでいる。

 動画はユーチューブでも見ることができ、サッカーだけでなくすべての子どもたちが楽しく体を動かせるように、今週末には新たな動画を収録、近く配信する予定。

 坂本代表は「子どもが少しでも体を動かすきっかけになればうれしい。次の動画は1人でもできるし、お父さんやお母さんと2人組でできるものも考えていますので、楽しみにしておいてください」と話している。

写真=動画で見本を見せる坂本代表