保護猫と人のふれあいの場「猫ヒュッゲおーた」が8日、御坊市薗、松原通りの同施設でプレオープンイベントを開催。猫と自由にふれあえる。

 代表者の大笹肇子(としこ)さん(65)=美浜町吉原=は、長年ヘルパーとして勤めた「おたっしゃ倶楽部」を退職。「これまで支えてくれた猫たちに第二の人生を捧げよう」と、「ねこのおうち」を作りたいという夢を実行に移した。「おーた」は大笹さんが16年前から飼っている猫の名。大雨の中、西川で鳴いていた子猫の時に保護した。生まれつき足に障害があり目も悪かったが、元気になってほしいとの気持ちを込めて旺盛の旺を使い「旺太」と名付けた。その後も野良猫を保護し、現在は13匹。夫を亡くしたときも、子どもたちが家を離れたときも、猫たちの存在が心を癒やしてくれた。

 和歌山県は「たま駅長」で有名になったにもかかわらず猫の殺処分の件数が多く、いつも全国ワースト3に入っているという。大笹さんは「すべての猫たちに、うちにいるような安全と幸せをあげることができたら」と、飼い主のいない猫に里親を見つけることを目指している。

 ヒュッゲは「居心地のいい場所」という意味のデンマーク語。スタッフは10人。プレオープンイベント当日は、午前10時から午後3時まで誰でも猫とふれあえる。入場無料。「猫はセラピストだと実感してみてください」と参加を呼びかけている。

 賛助会員を募っており、年会費3000円(正会員は月会費1000円)。問い合わせは大笹さん℡090―1027―3368。

写真=16年前から大笹さんがかわいがっている「おーた」君