新型コロナウイルスに日本中が振り回されている。政府が要請した小中高校、特別支援学校などの一斉休校が2日から始まった。島根県など一部自治体では休校を見送り、地域によって休校期間が違ったりと、今回の要請に対する賛否の声があるように対応も一部ばらつきがある。子どもをみる人がいない、仕事を休まなければならない、それぞれに事情はある。しかし、最も重視すべきは人の命がかかっているということ。健康な人は恐れすぎることはないのかもしれないが、基礎疾患のある方は感染拡大には気が気ではないだろう。休校要請は命を守る必要な措置と個人的には理解している。

 では、現実的な課題として、長期の休校中、子どもたちがどう過ごすのか、保護者としては気にしなければならないところだろう。勉強もそうだが、思うように体を動かせないし、そうそう外出もできないため気分転換も難しい。携帯電話で友達と会話できる年代はいいが、とくに小学生はコミュニケーションの手段が少なく、ストレスもたまっていくだろう。休校要請のときは子どもたちから「安倍さん最高」との声も聞かれたが、早くも「暇で何もすることがない」との悲鳴も聞こえてきた。

 十分にある時間をどうす過ごすかはもちろん本人の意思次第だが、今後の教訓としても何かいい方法はないだろうか。この機会に家事を子どもたちが分担する、だらけないよう学校と同じ時間割で勉強する、町内放送で決まった時間に一斉にラジオ体操する、学校への電話で担任と会話する、いいアイデアがあれば教えてほしい。これまで経験したことのないこの休校を心身ともに健全に過ごせるか、子どもも大人も考える機会にしたい。(片)