県は20日、新型コロナウイルスについて新たな感染者が発生していないと発表。また国内初の10代の感染者についても陰性の判定が出ており、2回目の検査でも陰性となれば退院となる見通しを説明した。
20日に県庁で開かれた記者会見で仁坂吉伸知事が報告。県では最初の感染者が見つかった湯浅町の済生会有田病院関係者ら約450人と、感染が疑われる肺炎患者らを対象に検査を進めており、これまでに病院関係者159人を含む238人を調べ、陽性は12人。20日には、病院関係者26人含む44人が陰性だったと報告した。2日連続の新たな陽性なしに仁坂知事は「感染が広がっている兆候は見られず、いい方向に進んでいる」と述べた。
済生会有田病院の残る検体は約300人分で、県と和歌山市、協力を表明した大阪府で検査を進め、24日ごろにはすべての結果が分かる予定。全て陰性だった場合は、その2週間後に病院を再開できる見通しとなっている。
陽性だった12人については、1人目の50代医師と2人目の50代医師はすでに退院。2人目の医師の妻の50代女性は20日に2回目の陰性が出て同日退院。息子の10代男性は20日に1回目の陰性が出ており、21日の検査でも陰性が出れば退院となり、2週間の自宅待機になる見通し。残る8人の感染者は入院が続いており、依然として1人が人工呼吸器をつける重症となっている。
写真=2日連続の陰性を報告する仁坂知事と野㞍孝子福祉保健部技監


