由良町の衣奈湾で養殖ワカメの収穫が最盛期を迎えている。漁港内では冬の風物詩となっている天日干しが行われ、風に揺れながら磯の香りを漂わせている。今月末ごろまで続く。

 11月下旬、ロープにワカメの種付けを行い、湾内で育成。今年も1月下旬から収穫が始まった。収穫された1㍍程度のワカメは丸太で組んだ棚にロープごと吊るして2日程度天日で干し、さらにゴザの上で2日干したあと、袋詰めにして出荷される。衣奈湾で育つワカメは柔らかく、旨味が強いのが特徴。味噌汁の具などで人気がある。

 養殖歴45年の地元漁師、小林定さん(67)は「今年も順調に生育した。おいしいワカメが出荷できる」と話していた。

写真=漁港で棚に吊るしたワカメをほぐす小林さん