日本一の梅の里みなべ町の南部梅林(晩稲)が、2月1日からオープンする。今年は暖冬と雨の影響で例年より15日から20日も早く開花が始まっており、南部梅林ではほぼ満開になっているスポットもあり、初日から見ごろで、多くの人でにぎわいそうだ。観梅協会ではこれから寒くなって長く花が咲いてくれることを期待し、さまざまなイベントを用意して観梅客をもてなすことにしている。
「一目百万、香り十里」といわれる南部梅林は広大な梅畑に咲き誇る白い花が見る人を魅了し、毎年多くの人が来場している。今年は、観梅協会では4万人を目標としてPRに力を入れている。
毎年オープン初日はほとんど花が咲いていないことが多いが、今年はいきなり見ごろ。JA紀州によると、1月の平均気温は29日現在で9度あり、昨年の平均6・9度より2・1度、10年(2010~19年)平均6・4度より2・6度も高く、雨も例年以上に多いという。梅は積算温度で花を咲かせるため、これらの気象条件が今年の早咲きに大きく影響を与えている。
これまでも暖冬等で咲き始めが早いことはあったが、関係者も「この時期に満開に近いのは記憶にない」といい、例年になく開花が進んでいる。シーズン後半まで花が持つか心配する声もあるが、梅林ではほぼ満開のところもあれば、まだ2~5分咲きの場所、斜面の方角によってもばらつきがあり、少しでも長く咲かせるよう期待されている。梅の里観梅協会の中西久夫会長は「初日から見ごろです。これから本来の寒さに戻って一日でも長く花が楽しめるようになってほしい。週末を中心にイベントや餅まきも用意していますので、ぜひ遊びに来てください」とPRしている。
入園料は中学生以上300円、小学生100円。ペットの入園もOK。オープンは3月1日までで、期間中は梅林公園のイベント会場で猿回し公演、梅の種とばし大会、ジュニアバンド演奏、野点、よさこい踊り、うたう紙芝居などが予定されている。
問い合わせは観梅協会℡0739――3464。
写真=梅林公園近くでは満開に近く見ごろとなっている


