御坊市名田町上野にある県指定史跡、仏井戸・上野王子旧地(熊野参詣道紀伊路)で15日、上富田町に住むドイツ人庭師ドミニク・シュミッツさん(40)=写真左=が剪定(せんてい)作業を行った。
ドミニクさんは1995年から造園業に従事し、03年初来日。07年ドイツで庭師職人最上位のマイスターを取得した。日本では京都の造園会社で主に寺社仏閣、邸宅の庭園の管理に携わり、17年5月に「ドミニクゾウエン」を設立。テレビや雑誌、新聞のメディアでも活躍が紹介されており、仏井戸の世話人の1人、野村直佑さん(33)が依頼した。
この日は仏井戸の藤棚やイチョウの木の枝を手際よく切り落としながら、「史跡の管理に携われてうれしく思いますし、地域の皆さんが長く大切にしてきたところで仕事をさせてもらえて感謝しています」と笑顔。野村さんも「テレビで見て自宅の庭を依頼したところ、本当に腕がよく今回お願いさせてもらいました。4月24日の会式には、きれいな藤棚が見られれば」と話していた。
ドミニクさんは、「植物や石の心を活かす庭造り」がモットー。詳しくはホームページ(https://www.dominik.jp)、問い合わせはドミニクゾウエン℡0739―48―0605。


