中学生硬式野球の和歌山日高ボーイズ/マリナーズは2日、御坊市民球場で恒例のOB戦を行い、第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、阪神甲子園球場)に出場が有力視される小林白彪(智弁和歌山2年・由良中出身)、山田孝徳(天理2年・湯川中出身)の2選手も参加した。正月休みで元チームメートらと久しぶりの交流を楽しんだ2人はそろって選抜日本一へ決意を新たにし、「次は甲子園で一緒にプレーしよう」と憧れの舞台での対戦も誓い合った。

 小林選手は右投げ左打ち、176㌢・69㌔。選抜出場校を決める際の重要な参考資料となる秋季近畿地区大会では6番、左翼手としてチームのベスト8に貢献した。選抜出場がより確実となる近畿4強に届かなかった昨秋の成績には「不完全燃焼」と話し、この冬場は「俊足を生かせる技術を身に付けること」をテーマに打力向上だけでなくセーフティーバントなど小技の精度アップにも力を注いで雪辱を期している。選抜選考は近畿の最終枠あたりになりそうだが出場切符を疑わず、今年の目標は「春夏日本一」ときっぱり。選抜へも「自分自身初めての甲子園。レギュラーとして出場し、1打席1打席を大切に、いい打率を残したい」と闘志をのぞかせ、聖地で持ち味の俊足好打の発揮を誓っている。

 山田選手は右投げ右打ち、175㌢・73㌔の控え捕手。昨秋の公式戦は出場機会に恵まれなかったが、背番号12を付け、チームを支えた。天理(奈良)は昨秋、近畿大会を制覇。全国大会の明治神宮野球大会でベスト4入りしたが、「最後に悔しい負け方をしたので、その悔しさを甲子園で晴らしたいという気持ちが強い」と年末年始の練習にも力が入っている。強肩には自信があり、オフシーズン中に「リードとキャッチングの守備面を向上させ、レギュラーをとりたい」と意欲満々。OB戦に参加して「久しぶりにみんなと再会して刺激を受けました。甲子園で試合に出場できるようにもっと練習を頑張ります」と気持ちもリフレッシュし、正捕手の座へ挑戦していく。

 新春の誓いを立て、力強いガッツポーズを見せた2人は「次は甲子園のグラウンドで対戦しよう」と約束。OB戦を見守ったマリナーズの橋本正方監督も「この春、甲子園で2人が対戦するところを見たい」と目を細めていた。

写真=ガッツポーズで活躍を誓う小林選手㊧と山田選手