今月1日から来年1月15日までの「年末年始無災害運動」に合わせ、御坊労働基準監督署は17日、御坊市野口で行われている湯浅御坊道路4車線化の工事現場で安全パトロールを行った。

 嶌寿樹署長らが橋梁の下部・上部工事が進められている作業現場を訪れ、労働環境を視察。施工業者から工事概要について説明を受けたあと、質問しながら作業状況や安全対策を見て回った。

 今年11月末までの建設業での休業4日以上の労働災害は、県内で119件(前年同期比13件増)、御坊労基署管内29件(11件増)。うち休業見込みが1カ月以上になる災害は県内約74%、御坊労基署管内約76%と重篤な災害が後を絶たない状況になっている。

 また、11月19日には和歌山市内の工事現場で、足場資材(鉄パイプ)が落下、通行人に直撃し、死亡するという痛ましい事故が起きており、パトロールでは現場での作業状況確認や安全点検による災害防止だけでなく、高所からの飛来・落下による公衆災害防止について説明。嶌署長はあいさつで「年末は仕事が忙しく、安全がおろそかになりがち。安全の意識を高く持ち、対策に取り組み、無災害で新年を迎えてほしい」と呼びかけた。

写真=作業現場を指さし、説明を聞く嶌署長