第13回きのくにロボットフェスティバルが15日、御坊市立体育館で開催され、全国各地の予選を勝ち抜いた小・中・高校生や中国の児童生徒、応援団、地域の親子連れら国内外約8000人の来場者でにぎわった。恒例のスーパーロボットショーでは等身大ヒューマノイドロボが遠隔操作で人と連動した動きを披露。全日本小中学生ロボット選手権では小学生の部で御坊小の姉妹2選手がそれぞれ特別賞を受賞した。

 開会式では実行委員会の名誉会長で自民党の二階俊博幹事長、会長の仁坂吉伸知事、副会長の柏木征夫御坊市長、委員長の吉田擴御坊商工会議所顧問があいさつ。それぞれ日本全国や中国、タイからの参加者、企業関係者らへの感謝、歓迎の言葉を述べ、二階幹事長は「皆さんが新しいロボットの世界を切り開いてくれると信じています」と激励した。

 メインステージでのロボットショーにはTHK株式会社の「SEED」(シード)が登場。人の手と連動した滑らかな腕の動きを実演し、最先端の科学技術に歓声が起こっていた。ブースでの一般体験もあり、子どもらは大喜び。川崎重工業㈱の「duAro」は似顔絵を描き、出来上がりを見て笑顔があふれる家族連れの姿がみられた。

 全日本小中学生ロボット選手権では小学生の部で44チーム、中学生の部で41チーム、きのくに高校生ロボットコンテストでは8チームが熱戦を展開。日高地方からは、6足歩行のロボットを使った小学生の部で御坊小6年の北岡真子さん、同4年の璃子さん姉妹が特別賞を受賞した。真子さんは「白うさぎ」で創意工夫がイノベーション創出の観点から優れたイノベーション大賞(近畿経済産業局長賞)。璃子さんは「アップル号」で夢のある技術や動きを披露したドリーム大賞(㈱和歌山放送賞)を受けた。

 高専ロボコンのパフォーマンスでは、全国高専ロボコンで優秀な成績を収めた地元の和高専、奈良高専、小山高専の3校が、洗濯物を素早く集めて物干し竿にかけるデモンストレーションを行い、鮮やかな演技で観衆を魅了。県内高校生によるプログラミングロボットブース、「わかやま産業を支える人づくりプロジェクト」成果展示、小中学生発明「私たちのくふう展」、御坊市少年少女発明クラブ展もにぎわった。

写真=スーパーロボットショーで遠隔操作を実演