熊野古道九十九王子の中の五体王子の一つ、印南町切目王子前の公衆トイレ設置工事が完成。22日から試行し、来年1月1日から供用開始する。
床面積30平方㍍の鉄骨平屋建て。切目王子にマッチするよう入り口に門を設けたり、曲線を描いた屋根にしたりするなど、社殿をイメージして観光客らをおもてなし。男性、女性、多目的用(オストメイト対応)がある。事業費は約2600万円。設計は御坊市薗の大谷建築設計事務所(大谷貴穂代表)、施工は西ノ地の㈲杉本組(杉本憲昭代表)。
切目王子は1200年、後鳥羽上皇一行11人が訪れて歌会で詠んだ和歌の懐紙が国宝になっていることで知られる神社で、片足の神様として知られる切目王子の物語も伝わっている。現在、神社への観光客数は熊野古道ウオーキングや地元の秋祭りの参加者などを含め年間2000人となっており、町では3000人に増やす計画。
町内の公衆トイレ整備は今回で8カ所目で、開会中の12月議会定例会にトイレ追加のための設置条例改正案を提出している。
写真=切目王子神社前に完成したトイレ

