みなべ町の小谷芳正町長(70)=筋=は11日、来年10月23日の任期満了に伴う次期町長選に4選出馬する考えを明らかにした。この日の議会一般質問で原田覚議員の質問に答え、「喫緊の課題があり、誠実に全力で取り組みたい」と意気込みを示した。告示までまだ10カ月ほどあり、いまのところは他に目立った動きはない。

 原田議員は「これまでの事業の取り組みの成果と、次期町長選への出馬についての考えは?」と質問。小谷町長は防災広場やこども園の早期開設、小中学校のプール、体育館の改善、学童保育の見直し、農林水産業の振興など今後取り組むべき課題を挙げた上で、「早急に進めなければならない喫緊の課題があり、多くの皆さんから『せっかくの世界農業遺産を生かしながら、ふるさとみなべの発展にいま一度リーダーシップを発揮し、町のかじ取りをせよ』との声をいただいている。先日は出馬要請もいただき、熟慮に熟慮を重ねた結果、信頼をいただいている皆様方にお応えすることが私の使命だと考え、次期町長選に出馬を決めた」と立候補を明言した。

 これらの課題解決には財政運営が最も難しいとし、「あらゆるチャンネルを駆使して実のあるものにしていきたい。そして次の世代によりよい形で引き継いでいくためにも誠実に全力で取り組んでまいりたいと思いますので、ご指導お願いします」と述べた。

 小谷町長は元町職員で、2007年に副町長、翌08年10月の町長選で初当選。現在3期目。

写真=議会で4選出馬の意向を示す小谷町長