県のサイクリング事業「WAKAYAMA800~サイクリング王国わかやま~」をPRしようと、県とジェトロ和歌山などが世界的に有名なスペイン人の元プロロードレーサーのアルベルト・コンタドールさん(36)を招いた。21日には美浜町から由良町までの海岸沿いコースを走り、「海沿いの景色がとてもよかった」と景観が気に入った様子だった。
世界最高峰の自転車ロードレースのツール・ド・フランス(フランス一周レース)、ジロ・デ・イタリア(イタリア一周)、ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン一周)のグランツールと呼ばれる世界3大大会すべてで総合優勝の経験がある。
昨年も来県し、紀南地方でサイクリングを体験。今回は高野町、かつらぎ町、湯浅町、白浜町、新宮町、太地町の観光名所を巡ったほか、21日には美浜町の煙樹ヶ浜から由良町の白崎海洋公園までの海岸沿いの約30㌔を実際にサイクリング。「素晴らしい景色でとても気持ちよかった。特に白崎海岸が魅力的だった」など感想を話した。
コンタドールさんは期間中に各地で撮影した写真を、フォロワー100万人を超える自身のフェイスブックなどにアップ。世界に日高地方や県内の魅力を発信する。
県は2年前に総延長約800㌔のサイクリングコースを設置。ルート上には案内となるブルーラインが引かれているほか、自転車を室内に保管できるなどサイクリストを歓迎する「サイクリストに優しい宿」を約60カ所に設置。サイクリング環境の整備に注力している。
県の担当者は「サイクリングを通じて観光客の増加させ、地域の活性化につなげたい」と話している。
写真=サイクリングを楽しむコンタドールさん(白崎海洋公園付近)


