今年の県内ビッグイベントねんりんピックが12日に閉幕。「あふれる情熱はじける笑顔」をテーマに和歌山では初開催で、9市12町で27種目の競技が繰り広げられた。競技以外にも、様々な関連イベントが行われ、全国から延べ約40万人が訪れたという。関連イベント「地域文化伝承館」に、筆者が担当する美浜町から、老人会女性部が参加。その前後を取材し、とても感銘を受けた。
地域文化伝承館は、老人クラブなどが日頃から取り組んでいる健康・生きがいづくりや地域の文化、芸能などの発表の場で、ステージに県内の23団体、展示に12市町が参加した。美浜町老人会女性部は、展示部門では1年前から準備を始め、笑顔がかわいい「まつりん」のぬいぐるみを編み上げ、65体を並べ町の特産や魅力をPR。ステージでは、町オリジナルの健康体操「まつりん&ぼっくりん体操」を披露。何度も練習したが、全員の息が合わず、本番で緊張するとどうなることかと事前の取材で聞いていたが、当日のステージ上では一糸乱れぬ動きを見せ、脇で見守っていた部長も感動で涙が出たという。これまで頑張ってきたことや本番での完全燃焼の話を聞かせてもらいながら、とてもキラキラしていて素敵だなあと思った。美浜町には水泳でメダルを獲得した選手もおり、こちらは大会後、別件の取材でお会いしたが、やはりとても輝いていた。そしていずれも関わった人に感謝する気持ちが伝わってきて、素晴らしいと思った。
目標を持ち、努力を続けることはむずかしいが、その先にはこんな素敵な笑顔があるのだと今更ながら実感。ねんりんピックの意義はまさにそこにあって、当事者でないとわからない感動がたくさん生まれたことだろう。(陽)


