第32回全国健康福祉祭和歌山大会「ねんりんピック紀の国わかやま2019」は9日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で、約2万人が参加して総合開会式が行われ、開幕した。各都道府県と政令指定都市の選手団約1万人が堂々と入場行進。炬火が会場にともされ、剣道の岩﨑弘さん(73)=由良町=とウォークラリーの伊達美恵さん(71)=和歌山市=が「あふれる情熱 はじける笑顔」和歌山宣言を行った。

 式典前アトラクションの後、三笠宮彬子さまご臨席の下、南から順に各都道府県、政令指定都市合わせて67の選手団が特産品やタオルを手に入場。和歌山は最後に登場し、県PRキャラクター「きいちゃん」のぬいぐるみを手に行進すると、観客からひときわ大きな歓声と拍手が送られた。

 和歌山市の尾花正啓市長が開会を宣言。高野山奥之院で1000年の時を超えて燃え続けている「祈親灯(きしんとう)」から採火されたトーチの炬火を、県内のアスリートらランナーがリレーし、炬火台に点火した。

 主催者で仁坂吉伸知事が「全国からお集まりの皆さまには、あふれる情熱で取り組まれた日々の活動の成果を発揮され、笑顔がはじける思い出深い大会となることを祈念します」。続いて橋本岳厚生労働副大臣、鈴木大地スポーツ庁長官があいさつした。

 彬子さまは「出場される皆さま方には、それぞれの行事を楽しみ、多くの方と交流を深められ、皆さまの手でねんりんピックを実り多き大会としていただきますことを願っています。今後もねんりんピックで輝く皆さまが、ますます輝く未来をつくっていかれることを祈ります」とお言葉を述べられ、岩﨑選手と伊達選手が和歌山宣言。「私たち選手一同は健康長寿日本一を目指す、ここ和歌山に集い、スポーツや文化活動に躍進し、全国の仲間とともに喜びを分かち合い、地域や世代を超えた絆を結びます。新元号『令和』初の大会。令和は万葉集の梅の歌に由来します。日本一の梅の産地『紀の国わかやま』から、いつまでも夢を持ち、情熱あふれ、笑顔はじける大会とすることを宣言します」と声高らかに宣誓した。

 ねんりんピックは県内初開催。日高地方では御坊市で健康マージャン(10・11日、市立体育館)、由良町でウォークラリー(10日、由良地区特設コース)、日高川町でグラウンド・ゴルフ(10・11日、南山スポーツ公園陸上競技場)の各交流大会が行われる。

写真=きいちゃんを手に笑顔で行進するわかやま県選手団