短歌結社、薫風社の全国大会が神戸市で開かれ、はまゆう短歌会、御坊短歌会の山本範子さん(75)=御坊市薗=の作品が2位に当たる特選2席に選ばれた。50年前から短歌を詠んでいるが、全国2位という大きな賞は初めてで、「うれしいです」と喜んでいる。
山本さんは学生時代から読むことや書くことが好きで、25歳ぐらいの時に「短歌をやってみたい」と美浜町のはまゆう短歌会に入会。その後、子育てなどで忙しく離れていたこともあったが、近年は毎月の歌会へ欠かさず2首ずつ詠んでいる。3年前から御坊短歌会にも所属。北原白秋系の全国結社・新月にも入会していたが、昨年解散したため、薫風社海南支部に入会した。
今回は、全144点の中で2位。作品は「七宝の小箱に仕舞ふ月の光(かげ)離れ住む娘の文も加へて」。昔、短歌の先輩から手作りの七宝の小箱をもらった。色とりどりで美しく、月の明るい夜にその清らかな光と神戸市に住む娘からの手紙を一緒に大事にしまっておきたい、という思いを込めて詠んだ。「こんなにいい賞をいただけるとは思ってもみなかったので、大変驚き、うれしく思っています。ご指導いただいた皆様のおかげです」と喜びを話している。
写真=賞状と盾を手に喜びの山本さん


