県木材利用推進協議会のキャラバン活動として、日高木材協同組合の松本政彦理事長らが23日、日高地方の各市町首長を訪ね、公共建築物への紀州材利用促進を要望した。

 各自治体の公共建築物の木造・木質化や公共土木工事に、地方創生や環境保全の観点から紀州材の利用促進を県とともにPR。この日トップの御坊市役所では、松本理事長や日高振興局の三浦源吾局長らが市長応接室を訪れて、柏木征夫市長に要望書を手渡し、柏木市長は「新庁舎も紀州材を使ったハイブリッドの設計になっています」と理解を示した。

 このほか、日高、日高川、印南、みなべの4町を訪問。11月1日に由良、美浜の2町で活動することにしている。

写真=柏木市長㊧に要望書を手渡す松本理事長