また、台風が日本列島に大きな影響を及ぼした。関東では記録的豪雨で多くの河川が氾濫。広範囲でまちが浸水し、現在も途方に暮れている人が大勢いるのだろう。そんなとき力を発揮するのがボランティア。一般の人が休日を利用し被災地に向かったり、団体に所属したり、全国の被災地で活動するスーパーボランティアがいたり。今回の台風では、開催中のラグビーワールドカップで試合が中止になったカナダの選手が冠水して溜まった土砂やがれきを片付ける清掃ボランティアに汗を流し、地元の男性は涙を流し感謝していた。
国内では、個人、団体合わせて1980年に約160万人だったボランティア人口は、17年には700万人を超え、その意識は高まり、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックの大会ボランティアは8万人が活動するという。それでも、「過去1カ月以内に寄付やボランティア、見ず知らずの人の支援を行ったか」という14年のアンケート調査では、135カ国中日本は90位。まだまだボランティア先進国には遠く及ばない。
そんな中、チャリティーイベントを企画する音楽グループRISKYの皆さんを取材した。仕事の傍らアマチュアバンドとして活動していたが、その音楽で子どもたちのためになることをと昨年から手作りのイベントをはじめ、今年も来月開催予定。イベントの収益金は全て地元の小学校や子どもを支援する全国規模のNPO法人に寄付される。主催者の労力は計り知れず脱帽するばかりだが、参加者はイベントを気軽に楽しむだけで、誰かを支援することができる素敵な仕組みになっている。みんなが自分にできることをできる範囲で行動すれば、それは大きな支援へとつながっていく。(陽)


