きのくに信用金庫(田谷節朗理事長)が進める御坊営業部の新築移転は10日、御坊市湯川町財部の現地で起工式が行われ、役職員や工事関係者が無事完成を祈願した。同市御坊(中町商店街)にある現店舗の老朽化に伴う建て替えで、移転後、地域の憩いの場や防災の拠点、シンボルとなるよう設計。来年秋のオープンを目指している。
現在の御坊営業部は紀州信用金庫時代の1967年に建てられて以降、50年以上が経過し、老朽化。移転先は将来を見据え、御坊の中心地になり得る場所として決めた。
新店舗は敷地面積1339・97平方㍍、鉄骨造り2階建て、延べ床面積828・06平方㍍。外観はガラス部を多くすることで、明るく開放感のあるデザインにし、内部は紀州材をふんだんに使うことで、木のぬくもりあふれる広々とした空間にする。地域の住民や団体が使える多目的ホールを設置。津波対策として屋上に上がれる外付け階段も付ける。設計・監理は大阪市の㈱クマヒラ関西支社(水内建雄支社長)、施工は野口の㈱古部組(仲修美代表)。
起工式には、きのくに信金、工事の関係者15人が出席。小竹八幡神社の小竹伸和宮司が神事を執り行い、地鎮の儀では田谷理事長が穿初(うがちぞめ)の儀に臨んだ。玉串をささげ、乾杯。田谷理事長は「現在の御坊営業部が前回の東京オリンピック後まもなくでき、新店舗の完成も来年のオリンピックイヤー。何かのご縁を感じます。設計のコンセプトにしている地域のランドマークへの生まれ変わりが楽しみ」とあいさつした。
写真=工事の無事完成を祈願する田谷理事長


