秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、日高地方でも御坊署や交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会が、御坊市のオークワロマンシティ御坊店で啓発イベントを行った。
初日は事故の発生を防いだり、被害を軽減したりできる装備のある自動車「セーフティ・サポートカー」(サポカー)の体験があり、駐車場にダイハツ、スズキ、三菱のサポカーを展示し、買い物客らが自動ブレーキやペダル踏み間違い時の加速抑制装置を体験した。
自動ブレーキの体験では助手席や後部座席に乗り込み、効果を実感。衝突の恐れがあるとき鳴る警告音と、2段構えで作動する自動ブレーキに驚いた様子だった。
このほか、反射神経測定や県警本部交通安全大使「ソレイユ」の川村礼奈さん(和歌山大学3年)が参加しての啓発活動を実施。初めてサポカーを体験したという御坊市藤田町吉田の堀江明美さん(53)は「気になっていたので乗らせてもらいました。止まるときに思っていたより衝撃がありました。買い替えの参考にします」と話していた。
24日の街頭啓発には御坊署員や県、日高地方の市町職員、交通安全関係団体のメンバーと野口小学校の1年生合わせて約70人が参加した。
それぞれそろいの上着やたすきをかけ、買い物客にチラシと啓発物品を配布。御坊地域交通安全活動推進委員協議会(熊谷重美会長)が新調した県警マスコットの「きしゅう君」も初日に続いて登場し、ともに児童が元気いっぱいに「交通安全お願いします」と声をかけていた。
最初の平日となった24日は朝から各地の道路でも通勤のドライバーらに対する啓発活動が行われた。御坊署管内の人身事故は今月20日までに46件、傷者53人、死者3人。前年同期と比べて34件、傷者40人、死者1人の減少となっている。大野矢雄署長は「人身事故は減っているが、物損事故が減らない。ちょっと気をつければ防げる事故がほとんど。人身事故は物損事故の延長。意識を高く安全に努めてほしい」と話していた。
写真=交通安全を呼びかける野口小児童(24日)

