ご当地コロッケの食べ比べイベント「第7回全国コロッケフェスティバル」が22日、茨城県龍ケ崎市で開かれ、日高町観光推進戦略プロジェクト協議会(会長=松本秀司町長)が出品したさばコロッケが特別賞の龍ケ崎市長賞を獲得した。

 さばコロッケは町内で水揚げされたサバを使ったコロッケ。フェスティバルには北海道から九州までの計35店舗が参戦し、約5万7000人(主催者発表)が訪れ、来場者の投票によって順位を競った。

 同協議会からはメンバー7人が出向き、1個200円で販売。ブースには開店前から列ができる人気ぶりで、序盤から順調な売り上げを見せた。「さばコロッケを目当てに来ました」「おいしかったので、また並びました」という声も聞かれ、用意していた1200個が完売した。

 優勝は北海道の「たまコロ」。さばコロッケも特別賞に入り、来年秋に新潟で初めて開催される全国コロッケフェスティバルグランドチャンピオン大会の出場権を獲得した。

 メンバーの日高町商工会の山田理司会長は「序盤から順調な売れ行きで、中盤には完売するだろうと思った。初めての参加だったが、特別賞をいただいた。今後の販売活動のアピール材料になる」と話していた。

写真=特別賞を受賞し、喜びの観光戦略会議のメンバーら